学校長挨拶
GREETING

ごあいさつ

学校長写真 第12代校長
野村 雅之

作陽学園高等学校は昨年の4月に創業の地を離れ倉敷市玉島に移転開校しました。移転2年目となる今年も積極果敢な攻めの姿勢でさらに前に進みます。

現代社会は変化が激しい時代となり、今までの常識が通用しなくなってきている事象が多く起こっています。現在は落ち着きつつあるも感染症のパンデミックが起こり、大きな気候変動が日常的にあり、国際情勢にも緊張感が常に漂っています。私たちの生活についても、今後AI化が加速して進む中で、人口減少・少子高齢化問題という日本の構造自体を大きく変えざるを得ない大問題があります。昭和、平成と続いてきている価値観も大きく変化してきています。このような混沌とした世相の中で作陽学園高等学校は移転という大きな事業を実現しました。既成概念にとらわれず挑戦する作陽学園の一端の現れです。

作陽学園は昭和5年に岡山県北、津山に開学して以来、建学の精神に基づいた心の教育に取り組んできました。近代化が進むその当時において、どんなに科学が発達しようとも人の心が大切であるという創設者の思いから作陽学園は創設されました。人との直接的なかかわりが希薄になりつつある現代では人を思いやる心「利他の心」を育てる重要性はさらに高まっていると考えています。また現代社会をたくましく生き抜く力「人間力」を向上させる取り組みも必要だと考えています。「人間性」と「人間力」を向上させ、社会に有為な人物を輩出するということが、普遍的な作陽学園高等学校の使命と考えています。

本校は「Proud」「Progress」「Professional 」の3つのコースを準備していますが、2年目の今年度はさらに各コースの特徴を強化します。学習面、部活動、学校行事と本校ならではのプログラムを組んでいきます。作陽学園高等学校は普遍的な使命は継承しつつ、現代社会の変化に対し「変わること、変えることを恐れない」攻めの姿勢で前に進んでいきます。

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